ブログトップ

奈良・桜井の歴史と社会

koza5555.exblog.jp

古事記の歩んできた道 奈良国立博物館

記紀万葉というが、名古屋の頃に古事記や日本書紀を手にすることはなかった。
いまとはエライ差があるけど。

そこで「名古屋のことなら任せて」と言う僕だけど、「古事記、真福寺本?」。
それ、どこのお寺?万松寺?などとあれこれ考えていた。
現在の所蔵地が大須観音内と知り、すべて合点がいった。
大須観音の歴史を勉強したことはないので、わからぬことばかりだが、現在も町をささえる寺院だもの、歴史も深いんだと一人で納得。

国立博物館で古事記編纂1300年に合わせて「古事記の歩んできた道」の展示が行われている。あとわずかということで、見学してきた。
a0237937_858474.jpg


古事記の写本としては最古の「真福寺本」(国宝)が展示されていた。
太安万侶(おおのやすまろ)の墓誌も展示されている。

左京の四条四坊に住み、従四位下勲五等で、養老7年7月6日に歿したとのことである。
今でも異見を言う方がいるようだが、古事記偽書説を完膚なきまでに打ち破ったものと言える。


個人的には岐阜市天道町の天海水湯のビラが気に入った。
明治36年の引札とのことであるが、スサノオ神がヤマタノオロチを斬っている絵である。
今、岐阜には天道町はない。銭湯だから町の中心部だったんだろうが。
明治36年にもあんなビラがあったんだ。

特別陳列「古事記の歩んできた道」は7月16日(月)までである。残りわずかだが、これから古事記のことを考えるかもしれないという方は、見ることをお勧めする。
a0237937_964697.jpg

by koza5555 | 2012-07-13 09:07 | 桜井・初瀬 | Comments(0)
<< ブラックベリーのジャム 芸三職 森川杜園 >>