3月8日(金)、記紀万葉の宇陀路という講演を行う。
近鉄学園前駅北出口すぐの「パラディ南館」6階の近鉄「楽・元気プラザ」が会場で、午後2時から3時半までだが、実質は80分くらいのお話しである。
10月にも同じ会場で「四季折々の天理と桜井――美しさのなかに古代と中世をみる」のお話しをさせていただいた。
同じ会場からお呼びがかかったのだから、我ことだがこれは誉めてやってもいいだろう。
「『古事記』『日本書紀』に記された宇陀の古代史を、今に引き寄せて考えます。柿本人麻呂の足跡を万葉歌でたどり、宇太水分神社や墨坂神社の勇壮かつ優雅な秋祭を紹介いたします」というテーマである。
カムヤマトイワレビコ(神武天皇)の東征を話しながら、古事記のこと、宇賀志のことを語る。
宇陀の町を語りながら、日本書紀に述べられている、大海子皇子(天武天皇)の壬申の乱、東国発ちを話したい。
柿本人麻呂の阿騎野への道を辿りながら、阿騎野や猟路の池の万葉集の歌を語りたい。
もちろん、まほろばソムリエが選ぶ奈良20景に入った、宇太水分神社や墨坂神社の優雅で勇壮な秋祭りも紹介するつもりでいる。
今回は「まほろばソムリエの深イイ奈良講座」と題して、3月8日の僕の講演と22日(金)に「平城山(ならやま)の史跡散歩」(鈴木浩さん・まほろばソムリエの会役員)の2本立てである。
このセミナーは入場料は無料だが、事前の予約が必要である。ご予約は近鉄「楽・元気」生活コールセンターで、0120-841-333(10:00~20:00 年中無休)である。
前回は、車で行かれてパラディの駐車場に停めると、駐車料金のサービスもあった。
さて、奈良の人はもちろんだが、地元の宇陀の方が聞いても納得していただけるような講演に仕上げたいと思っている。
パワーポイントもフル活用で分かり易く、きれいな絵をたくさん見ていただこうと準備を進めている。
ぜひ、おいでください。