4月28日(日)に開園する「宇陀カエデの郷」を初めて訪れた。宇太小学校の跡地である。
水分橋を北へ100mも行った右側に当たる。
カエデばかり、1200種3000本も集めたという矢野正善さんという方がいる。自らの宗教観を「カエデ教」とfbに書くほどの人だが、まんざら冗談ともいえないほど打ちこんでおられる。
矢野さんは自らのカエデを旧菟田野町に寄付、それをもとに現在は榛原市の主導で宇陀カエデの郷という形で花を開かせることなった(カエデ園にいらっしゃった平岡さんのお話し)。
ものすごい量である。平岡さんは「カエデの紅葉は極めて様々で年中楽しめる。しかし春の芽吹きだけは一斉で、これがものすごく美しい」と言われていた。
古事記のツアーの案内で宇賀神社を勉強した。いろいろ知りたいことがあり、宇陀市(菟田野出張所)に中尾忠玄さんを紹介していただいた。
菟田野のボランティアガイドをされており、宇賀神社の役職を重ねられてきた方だった。素晴らしく博識で得るところ大であった。宇賀志の役員として中尾さんが参加されていた宇太水分神社のご例祭でもお会いすることができた。
この中尾さんが「宇陀カエデの郷つくり」の理事をされていた。「雑賀さん、早く見に来てよ」とたびたびのお誘いである。
中尾さん、見てきました。
平岡さんにもお話が聞けました。4月28日が開園日、カフェができたり、即売所をつくったりで楽しめる場所にしたいと張り切っておられた。
さて、その矢野さんである。
開園を控えてフル回転である。パソコンでラベルを作られているが、文字が見にくい難儀されている。Fbで毎日の悪戦苦闘とカエデについての一言コメントが入っている。
ぜひ、fbのお友達になって激励したいものである。
桜井の「やまとびと」でも4年ほど前からこの矢野さんの「菟田野カエデたより」が連載されており、カエデの世界の奥深さに毎回、驚嘆してきていた。