5日もJTBのツアーである。5日は「NPO法人 奈良まほろばソムリエの会」の総会で、ツアーは僕一人で案内する。
コースは長谷寺、橋本屋旅館、室生寺、聖林寺、安倍文殊院である。先週の教訓も生かしてガイド計画は万全である。長谷寺の牡丹、室生寺の石楠花も5日は大丈夫である。
来ていただく方はほとんどが県外と思われる。
さて、旅行の楽しみは「見て触って食べて」だが、もう一つの楽しみはお土産である。
こんなマフィン、サブレもある。
福智院町のアルカイックである。
「るるぶ奈良‘12-‘13」に紹介されていた「編集部オススメ、奈良のおみやげ、話題のスイーツ」である。昨年のホワイトディのあっちゃんへのプレゼントはこれだった。
奈良のお土産、何人かの方に聞いてみた。
桜井なら「みむろ」が定番である。「きちんとした挨拶なら みむろ でなければ」というほどである。
そこで「ならの旧市街の方なら、なんでしょう」と聞いた。
「なら漬け」と何人かの方の声がそろった。
「柿の葉寿司を送る」という声も何人かから聞いた。
「みむろを持っていくよ」という方もいて、少し桜井としては心強い。
奈良のお土産、僕のお薦めは
大仏プリンである。東大寺前の夢ひろばの中に店がある。まほろば大仏プリン本舗という。
長蛇の列だったが、僕も並んで手に入れた。一緒に並んでいた尼崎からの高校生は「奈良に来る前から大仏プリンは話題を集めた。道中でも大仏プリン、着いても大仏プリンで、プリンの身体になってしまった」とのことである。(店舗は奈良女子大学南門の東、もちいどの絵図屋店、近鉄、JR奈良駅などにもある)
最後に「ぶと」である。
餃子のようにつまんで包んで、揚げた感じのブトである。
5年くらい前に春日大社の神職の講演を聴いたことがある。「入職すると最初に習うのはブト(お供えに使う)である。ブト作りの下手な人は春日大社では仕事にならない」という。
米粉を練って、形を整えてから揚げる。
もちいどの商店街の萬々堂のブトはアンも入っていておいしい。
こんなふうにお店も紹介しながら、奈良市の地図に打ち込んで、買い物の参考にしていただくというプランである。
そして、最後に「さあ、お土産」という形ではなく、始めから、パネル、見本を配って相談したりの時間も作って、ツアーを盛り上げていこうと考えている。