読売ファミリーのツアーは5月16日(木)の一回限りである。
三本松の安産寺のお地蔵さんを参詣して、室生寺を訪れる。今度はこの二つがメインでさらに聖林寺、安部文殊院も参詣できるというサプライズコースである。
室生寺からみの話である。
僕は4月28日(日)と5月5日(日)の2回、長谷寺、室生寺、聖林寺、安部文殊院のJTBツアーを案内した。
このツアーはこれからさらに13回行われる。
そこで、この段階で様々な反省や暖かい反応、心にとめるべき教訓があり、まとめておくことが必要で、その作業も始めたところである。
そんなこともおいおい紹介していこうと考えていた矢先、5月5日にこのツアーに参加された方から一枚の葉書をいただいた。
前文ご免ください。
先日5月5日、JTBのバスで奈良を旅した者です。
私の古希の記念に夫と参加したまほろばの旅、雑賀様の細やかなガイドと親しみやすいお人柄のお蔭で大変良い思い出となりました。
念願の室生寺参拝、おいしかった山菜料理、雑賀様の機転で五重塔を夫婦の掌にのせてパチリ。美仏と花々と古都の新緑に活力を頂きました。有難うございました。増々お元気でソムリエのご活躍を。5月9日。
心からの激励をいただいた。
今度のツアーの案内のなかで、何人もの方が「長谷寺に来たかった、室生寺が夢だった」と言われた。
そういう方の心に添うような案内、そういう方が持っておられる各寺院と仏像に対する崇敬の念を大事にできるガイドをすることが、なによりも大切だと感じている。
16日の読売ファミリーのツアーも同じ心持で案内しようと心に決めている。