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奈良・桜井の歴史と社会

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宇陀路の万葉ツアー、カエデの郷「ひらら」も楽しみ

9月の宇陀をめぐる万葉集のツアーに、5月に開園したカエデの郷「ひらら」を入れたが、開園してから実は訪れていなかった。準備段階を何度も拝見したし、信頼できる友人が関わっているから大丈夫だろうが、とにかく出来上がりを見なければ話にならない。

そこで、先日「ひらら」を訪れてきた。
宇太小学校の跡地である。菟田野の水分橋を北へ100mも行って、車でそのまま右に入る。正門(元の校門)に突き当たり、右に折れてすぐにUターン、直進すると大きな駐車場がある。
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元の校舎がカエデ園の玄関という形である

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駐車場も広く、カフェやお土産の販売コーナーも用意されている

カエデばかり、1200種3000本も集めたという矢野正善さんが軸ではあるが、菟田野や宇陀市の多くの方の協力、参加があって成り立った公園である。

矢野さんは自らのカエデを旧菟田野町に寄付、それをもとに現在は宇陀市の主導で宇陀カエデの郷という形で公開されることになった。カエデなら秋という感じはするが、「カエデの紅葉は極めて様々で年中楽しめるが、春の芽吹きだけは一斉で、これが美しい」と聞いたことがあるが、夏訪れても素晴らしい公園だった。

万葉集のツアーは9月である。9月14日(土)、23日(祝)の二回であるが、秋のカエデもとても楽しみである。
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「カエデ園で万葉集を」と計画したが、それは前後のバスの車内でやることにして「カエデ園ではカエデの話を矢野さんに聞く」という形も良いかと思える。

ところでカエデとモミジ、どう違いますか。「カエデは葉型がカエルの手に似ているから」カエデ。「もみじとは植物が赤や黄色に色づく様子を表す言葉」とのことでした。
by koza5555 | 2013-06-09 20:46 | 宇陀
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