源(木曽)義仲の映画、「義仲穴(ぎちゅうけつ)」という映画のロケを桜井市の等彌神社で行う。
今日はその練習会で、50人からの参加である。
義仲穴」、木曾義仲を描いた映画であるが、倶利伽羅峠の戦いとか、京都への進軍で平氏を打ち破る・・・そういう華々しい木曽義仲ではなく、いわば「その後の義仲」という感じの映画である。
監督は秋原北胤(ほくいん)さんといい、東京のカエルカフェがこの映画を作るのである。
この秋原監督と思わぬ縁があり、思わぬ展開で、この映画の奈良ロケをお手伝いすることになってしまったのだ。
ロケ地の決定とその使用許可を取るために走り回ったり、
市長(懇談は副市長)への表敬訪問のセットをしたり、立ち回りする剣道の達人に出演交渉(エキストラだが、剣をふるったり、セリフがある)を行ったりだった。
10月28日が撮影である。今日は東京から秋原監督も参加してその練習を行った。
だいぶそろってきた衣装の確認もする。
衣装と動き次第では自分のアップが映るということで、リキが入っている方も多い。
立ち回りがあり、物売りや通行人が右往左往するというシーンであるが、みなさんの動きがリアリティ
等彌神社の境内はあたかも鎌倉時代にさかのぼったような感である。
桜井のほんとうの言いだしっぺは、聖林寺の倉本住職。「お寺のご用でロケは参加できない」と言いながらも、今日はいそいそと演技に取り組んでいる。
義仲穴、桜井ロケの「僕の役割は今日で終わり」と思って出かけたが、ロケ本番に向けて、あれこれの仕事も出てくる。難しいことは残っていないが、地元でなくてはという仕事もあり、今しばらくお手伝いすることにした。