1月14日(火)午前10時から奈良市で「多武峰」のテーマでお話しをする。
談山神社、聖林寺、音羽山観音寺のことや多武峰の村々のお話をしたい。
大人の学校の企画で、新大宮の北口、毎日新聞社奈良支局の三階の会議室である。参加費は必要であるが(800円)、どなたも参加できるという企画である。
こんな春が迎えれるような明るい話をしようと思っている
「多武峰、談山神社は行ったとことがありません」という方にも、よくよくご存知の方にも、楽しく聞いていただけるお話をしたい。
桜井市はこのほど「大和さくらい100選」を発表している。
多武峰からも、御破裂山や音羽山、聖林寺からの眺望とか、鹿路の天一神社の神杉などが選ばれており、高家の綱かけなども選定されている。
こんなさくらい100選も紹介しながら、風景や歴史を語り、これを守ってきた方、いまも守っている方を紹介したいのである。
たとえば、談山神社の責任役員に藤本光宏さんという方がいる。百市(ももいち)の方である。
音羽山観音寺の一キロに及ぶ参詣道はご存じだと思う。
あの道を作った方が、この藤本さんである。
「父親の眼病治癒のお礼に観音寺へ奉仕したいと思いました。観音寺への道は踏み分け道のような道でした。寺を維持するためには道の整備がどうしても必要だと考えて」と、長年にわたり私費で、この道を造られたのである。
このほど観音寺の入り口に「報恩感謝の道」という碑が建てられた。
後藤密栄(ごとうみつえい)ご住職と並んで立つ藤本光宏さんである
この講座、参加された方に、「鎌足さんもいいなあ」、「多武峰はおもしろそうだなあ」、「談山神社、聖林寺、音羽山観音寺、行ってみたいなあ」と受け止めていただけるように、もう少し準備をすすめたい。
「ならまほろばソムリエによる歴史講座」。連絡先は溝口博己さん、090-8986-8844。E-mailはhiromi-03.30@kym.biglobe.ne.jpである。
記紀万葉と現代をつなぐ「入門編」で、今回も3回のセットとなっており、
1月14日(火)10:00~12:00 ( 多武峰の道 談山神社と聖林寺・音羽山観音寺)
2月11日(祝)10:00~12:00 ( 室生 祈りと安らぎの郷)
3月11日(火)9:00~15:00 (阿騎野と大宇陀・松山の町なみを歩く)
場所は毎日新聞社奈良支局3階会議室(新大宮駅徒歩2分)である。