多武峰をテーマに90分のお話をする。
何を話すか・・
談山神社、聖林寺、音羽山観音寺であり、多武峰の村々のお話であるが・・・
パワーポイントであるから、写真を並べながら原稿を考えると、話がつながらないことが判った。
そこで正月早々、二つの計画を立てた。
端的に書くと
①談山神社の西口から冬野、龍在峠、鹿路(ろくろ)というウォーキングをすることとした。
本居宣長の菅笠日記に「西に向かうと又惣門あり。この道を左に折れて、山路をのぼりゆくと茶屋あり。やまとの国中見えわたる所也。
なほ同じやうなる山路を。ゆきゆきて。又たむけにいたる。こゝよりぞよしのゝ山々。雲ゐはるかにみやられて。あけくれ心にかゝりし花の雲。かつがつみつけたる。いとうれし」あり、吉野の花も見えるとのことである。
このコースの写真がどうしてもほしい。6日(月)に歩くことにした。同行者を募りたい。
5キロくらいのコースである。
10時ころに弁当持参で談山神社、社務所出発である。
雨、雪の時は中止である。
西門の写真が見当たらない。西門のずっと手前の摩尼輪塔(まにりんとう)で許していただきたい
②鹿路(ろくろ)の勧請綱をみる必要がある。多武峰で言えば、勧請綱は鹿路と針道(はりみち)と下高家(しもたいえ)である。
いずれも一月だが、鹿路は第一日曜日、針道と高家は第二日曜日である。講演に間に合うのは鹿路のみ。
鹿路は5日(日)、午前9時から天一神社で勧請綱を綯うと聞いた。
ここに伺う。「鹿路の綱は暴れ者」とも聞いた。
お話の準備のために必要だが、祭祀と行事そのものも、とても楽しみである。
鹿路の天一神社。素晴らしい巨大杉が8本。そのうちの一本は宮垣に坐す神宿る杉である