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奈良・桜井の歴史と社会

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吉田製材 桜井市

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近鉄奈良駅前行基広場

「なんだ、なんだ」ということだが、今日はこの行基広場の柱のお話し。
「万葉集の話をしてくれ」と講演を頼まれた。頼んできたのは桜井の吉田製材の社長である吉田格さんである。この講演のことはまた書くとしてであるが・・・

吉田製材の応接に入ると、大きなパネルが。
「近鉄奈良駅前行基広場  大屋根設置」と大書されている。

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  「吉田製材では、屋根を支える6本の柱(奈良県産材吉野桧)を納入させていただきました。」とある

 さらに、「大屋根は,アーチ型ガラス製でS造(スチール建築のこと・koza注)平屋 建築面積375,69平方メートル、最大高さ11メートルの規模。景観を配慮した大屋根は開放感のある透明材強化ガラスを採用、屋根を支える6本の柱に「奈良県産桧角材」を周囲に張りつけ、奈良らしく大仏殿の柱をイメージした帯をつけているのが特徴です。
材の大きさは幅100ミリ、厚さ70ミリ、不燃処理を施した432本の材は、すべて自社にて加工され、奈良県の玄関を支えています。」

すごいよね。

吉田製材 桜井市_a0237937_12395815.jpg
断面は、こんな風に製材されたが、長さは3メートルほどとのことである

吉田さんにいろいろ聞くと・・・
「製材した材木は一日で形が変わる。きちんと合わせるために一日に製材することが必要で、432本の製材を一昼夜でやりきった」とのことである。

吉田製材 桜井市_a0237937_12412214.jpg

嬉しそうな吉田さんで、僕の素晴らしい友人である。
by koza5555 | 2014-01-17 12:43 | 桜井市と安倍
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