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奈良・桜井の歴史と社会

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「雄略」(Yurahaku)ポストカード、朝倉郵便局(桜井市)

産経新聞に「雄略天皇で町おこし」、「キラキラ★★ポストカード作成」、こんなふうに桜井市の朝倉郵便局が作成したポストカードが紹介されていた。

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雄略天皇ポストカード

 雄略天皇の宮殿「泊(はつ)瀬(せ)朝倉宮」の推定地に近い奈良県桜井市の朝倉郵便局が、雄略天皇をイメージしたイラストなどが入ったポストカードを作成、「ふみの日」の23日から同局で配布する。

 企画したのは、同郵便局の山下貴司局長(42)。ポストカードは縦14センチ、横23センチで、「雄略 古代国家統一の礎を築いた恋多き帝」などのロゴとともに、雄略天皇を現代イケメン風にイメージしたイラストが描かれ、万葉集巻1の冒頭に登場する雄略天皇の歌などを掲載。裏面では、その歌碑がある白山神社を紹介している。
ポストカードでは、雄略天皇を「超肉食系帝」と紹介。「データ」として、「好き=猪肉、女性」「趣味・特技=狩り(色んな意味で)」などとしている。
イラストを担当したのは桜井市内の広告制作会社のイラストレーター、米田友美さん。ポストカードは120円切手を貼ればそのままはがき(定形外)として使用できるほか、切手を貼って「消印台紙」としても使えるようになっている。
 朝倉郵便局の北東約600メートルの脇本遺跡では昭和50年代の発掘調査で、古墳時代の大型建物跡が見つかり、雄略天皇の泊瀬朝倉宮の宮殿跡の可能性があるとされている。同局では雄略天皇をイメージしたオリジナルのご当地消印も作製、今月1日から郵便物に押印している。

地元の黒崎地区出身の山下局長は、「雄略天皇は地元のヒーロー。古代の歴史を秘めたこの地域に多くの人に足を運んでもらいたいという思いを込めました。地元の人たちにも情報発信のツールとして利用していただきたい」と話した。

ポストカードの作製枚数は千枚。問い合わせは朝倉郵便局((電)0744・43・2407)。
(産経新聞7月23日付奈良版)


朝倉郵便局の窓口でお聞きすると、「ポストカードとして差し出すと120円(定形外)だが、『消印台紙』として持ち帰ると(52円切手を貼り消印を押す)と52円。台紙だけでは販売できないとのことである。

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朝倉郵便局消印

誰かに送れば120円、自分で持ち帰りたいと思えば52円、「朝倉郵便局に行かなければ手に入らない」というところがミソで、これが、これも一つの町おこしとのことである。

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旧伊勢街道、佐野の渡し・佐野の追分を東にすすむと朝倉郵便局である
by koza5555 | 2015-07-24 13:21 | 桜井・初瀬
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