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奈良・桜井の歴史と社会

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初瀬観光ガイド

初瀬で観光ガイドを始めようと、坂本さんががんばっている。

初瀬の町おこしで頑張っている坂本さんから相談を受けた。
「初瀬の町が元気になるような観光ガイドの運動をやってみたい」、「そのために助言とガイドの養成をしてほしい」との相談である。

それから、コースを相談したり、「初瀬の見せかた」みたいなことをあれこれ話し合ってきた。

坂本さんの考えるガイドは有料ガイドである。
そして、「初瀬のお店で使えるクーポン付のチケットを買ってもらう」という考え方に特徴がある。金額を決めているわけではないが、「ガイドの謝礼は500円いただくのだが、そのうち300円は初瀬で使える金券」、こんな仕組みが目標である。

夢はいろいろと広がるが、頼んでよかったというコースの設定とガイドの養成がまずは肝心である。

その養成講座、第一回目を12月20日におこなった。
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これは長谷山口坐神社の解説

柳原太鼓台蔵前に出雲、白河や初瀬の町の方が10人ほど集まった。
長谷寺と初瀬の町を知り尽くしている方々ばかりで、しかも三社権現の綱かけや興喜天満宮の秋祭で実際に活躍している方々ばかりである。
またほぼ全員が、長谷寺や初瀬の町を勉強してきた「初瀬歴史研究会」のメンバーで、勉強はしたが、ガイドの経験は無いのである。


そして、初瀬をみなさんは全部・・・知っているのである。
だから、何を話して、何を捨てるか、その見極めが大事と思える。


①長谷寺と初瀬の町をセットで案内する。
②初瀬の町は近世をテーマに考える。菅笠日記(本居宣長)を軸に組み立てができる。

みなさん、知っていることが多すぎて、歴史上の事柄の見解の相違もあちこちにある。
初瀬には山口坐神社が鎮座する。長谷山口坐神社は延喜式祝詞で幣帛が立てられた神社だ、それはみんなが一致できる。

しかし、この地が「元伊勢」となると簡単ではない。
倭姫命は「磯城の厳橿の本に鎮め坐(ま)せて祀る」(垂仁紀一に曰く)としているが、この厳橿は地名ではなく神霊の依り代となる神木(ケヤキか?)との見方が一般的、しかし初瀬はこれを地名と考えて、元伊勢はこの地と考えているのである。
こういう場合の説明の仕方を研究しなければならないと解説する。
ところが、「元伊勢、厳樫は初瀬のあっちにある、こっちにある」という声(これは僕にも予想外だった)がでてきて、大騒ぎ・・・みなさん、よく知っているし、ものすごい郷土愛・・すごいです。


長谷寺です。登廊を登り、どこで休むか、どこで何を話すかのタイミングを考えていただく。

「歴史に残る長谷寺の3人」が糸口である。

一人目は長谷寺を創建したという僧、道明。法華説相図に書かれている。本長谷寺と言う形で長谷寺は守っている。

二人目は十一面観世音菩薩尾を祀った徳道上人である。

三人目は現在の豊山長谷寺の形を作り上げた専誉僧正。中興の祖である。

順々にめぐり、専誉僧正、豊臣秀長(大納言)の五輪塔までお詣り、練習ツアーを終える。
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さすがにみなさん秀長公の五輪塔はご存知、だがここまで来たのは30年ぶりの方も・・・・・

2月14日(日)ダダ押しの日に、「長谷観光ガイド」のデビューである。
「地元のガイドで初瀬と長谷寺を楽しみ、ダダ押しを見学しよう」というツアーである。
午後1時、柳原太鼓台前集合・出発、初瀬の町の良いとこを見て、長谷寺を案内する。
練習ツアーですので無料、長谷寺の入山料(500円)は必要です。
ぜひぜひ、おいでください。僕も全行程、同行します。
by koza5555 | 2015-12-21 21:49 | 桜井・初瀬 | Comments(1)
Commented by 鴨媛 at 2015-12-22 18:43 x
観光客の立場から。
ガイドは、
ご自分のガイド力に酔うことなく
聞くお客さんがいかに引き込まれるか
よく観察していただきたいと思います。
そして2度でも3度でも訪れたくなるような、
そんな魅力を発信してください。
雜賀さんはそこを良くご存じですが。
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