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奈良・桜井の歴史と社会

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そうめん手延べ体験と大神神社の鳥居

毎月第三土曜日は、NHKカルチャーの梅田教室「大和路を行く」で奈良県を案内している。

12月の第三土曜日は19日で、ウォークの季節としては、はっきり良くない。
だから見るところを考える前に、どこで食事か、トイレはどうする、交通機関と歩行距離をどうするかで、毎年悩みが尽きない。
弁当持ち・屋外食事は無理、だけど予算も考えねばならない。

そんなことから、今年は「そうめんの手延べ体験と大神神社」と定めた。

桜井駅から天理行きのバスで箸中まで。近くの麺ゆう館(三輪そうめん山本)で手延べ体験、食事は同場所の三輪茶屋で温麺(にゅうめん)を食べて、再びバスに乗り大神神社に。朔日と土・日に限りこのバスは大神神社の二の鳥居前まで入るのである。

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そうめん手延べ体験。「そうめんは延ばす。うどんと蕎麦は切る」。全員が「そうめんの手延べ体験は初めて」で、とても喜んでいただいた。
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自分で延ばした素麺が持ち帰れて、食事はにゅうめん、すっかり温まった。


大神神社、今回は「鳥居」がテーマである。
鳥居、「通り入る」が約されて「鳥居論」、文字通り「鳥が居る」という形だとの論もある。

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大神神社の鳥居、位置図と今回のコース

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はじめに大鳥居。これはバスで通り抜けた。
昭和59年10月 昭和天皇のご在位60年を奉祝して建立した。高さは32.2mである。

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次に二の鳥居

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次に〆柱。この写真は乄柱前のお話しで・・・・

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三つ鳥居(重要文化財)である。本物を拝見したが、これは写真が撮れない。檜原神社の三つ鳥居で想像して。


大神教(おおみわきょう)本院の三柱鳥居である。

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天之御中主神(アメノミナカヌシ)、高御産巣日神(タカミムスビ)、神皇産霊神(カミムスビ)の三柱を祀っており三柱鳥居とのことである。
鳥居は左から8の字を描くようにくぐるべきとされ、京都の蚕ノ社にも同型の石製三柱鳥居があるが、こちらは真ん中に岩が置かれているのでくぐれない。

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最後は一の鳥居

晴れてはいたが、寒い日だった。
バス、麺ゆう館、バス、大神神社社務所、大神神社休憩所、あちこちで暖かい施設・場所を用意しながらのウォークで、まあ、12月の下旬にさしかかる時期としては会心のツアーだった。
by koza5555 | 2015-12-23 22:30 | 桜井・山の辺 | Comments(0)

初瀬観光ガイド

初瀬で観光ガイドを始めようと、坂本さんががんばっている。

初瀬の町おこしで頑張っている坂本さんから相談を受けた。
「初瀬の町が元気になるような観光ガイドの運動をやってみたい」、「そのために助言とガイドの養成をしてほしい」との相談である。

それから、コースを相談したり、「初瀬の見せかた」みたいなことをあれこれ話し合ってきた。

坂本さんの考えるガイドは有料ガイドである。
そして、「初瀬のお店で使えるクーポン付のチケットを買ってもらう」という考え方に特徴がある。金額を決めているわけではないが、「ガイドの謝礼は500円いただくのだが、そのうち300円は初瀬で使える金券」、こんな仕組みが目標である。

夢はいろいろと広がるが、頼んでよかったというコースの設定とガイドの養成がまずは肝心である。

その養成講座、第一回目を12月20日におこなった。
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これは長谷山口坐神社の解説

柳原太鼓台蔵前に出雲、白河や初瀬の町の方が10人ほど集まった。
長谷寺と初瀬の町を知り尽くしている方々ばかりで、しかも三社権現の綱かけや興喜天満宮の秋祭で実際に活躍している方々ばかりである。
またほぼ全員が、長谷寺や初瀬の町を勉強してきた「初瀬歴史研究会」のメンバーで、勉強はしたが、ガイドの経験は無いのである。


そして、初瀬をみなさんは全部・・・知っているのである。
だから、何を話して、何を捨てるか、その見極めが大事と思える。


①長谷寺と初瀬の町をセットで案内する。
②初瀬の町は近世をテーマに考える。菅笠日記(本居宣長)を軸に組み立てができる。

みなさん、知っていることが多すぎて、歴史上の事柄の見解の相違もあちこちにある。
初瀬には山口坐神社が鎮座する。長谷山口坐神社は延喜式祝詞で幣帛が立てられた神社だ、それはみんなが一致できる。

しかし、この地が「元伊勢」となると簡単ではない。
倭姫命は「磯城の厳橿の本に鎮め坐(ま)せて祀る」(垂仁紀一に曰く)としているが、この厳橿は地名ではなく神霊の依り代となる神木(ケヤキか?)との見方が一般的、しかし初瀬はこれを地名と考えて、元伊勢はこの地と考えているのである。
こういう場合の説明の仕方を研究しなければならないと解説する。
ところが、「元伊勢、厳樫は初瀬のあっちにある、こっちにある」という声(これは僕にも予想外だった)がでてきて、大騒ぎ・・・みなさん、よく知っているし、ものすごい郷土愛・・すごいです。


長谷寺です。登廊を登り、どこで休むか、どこで何を話すかのタイミングを考えていただく。

「歴史に残る長谷寺の3人」が糸口である。

一人目は長谷寺を創建したという僧、道明。法華説相図に書かれている。本長谷寺と言う形で長谷寺は守っている。

二人目は十一面観世音菩薩尾を祀った徳道上人である。

三人目は現在の豊山長谷寺の形を作り上げた専誉僧正。中興の祖である。

順々にめぐり、専誉僧正、豊臣秀長(大納言)の五輪塔までお詣り、練習ツアーを終える。
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さすがにみなさん秀長公の五輪塔はご存知、だがここまで来たのは30年ぶりの方も・・・・・

2月14日(日)ダダ押しの日に、「長谷観光ガイド」のデビューである。
「地元のガイドで初瀬と長谷寺を楽しみ、ダダ押しを見学しよう」というツアーである。
午後1時、柳原太鼓台前集合・出発、初瀬の町の良いとこを見て、長谷寺を案内する。
練習ツアーですので無料、長谷寺の入山料(500円)は必要です。
ぜひぜひ、おいでください。僕も全行程、同行します。
by koza5555 | 2015-12-21 21:49 | 桜井・初瀬 | Comments(1)

ランチパスポートで飛天…フジケイ堂とか

奈良に出る用事ができた。週末のツアーの「大和路を行く」の資料が不足、それが県庁で手に入ることがわかった。

ちなみに桜井あたりでは「奈良に行く」は奈良市に行く(それもJR奈良駅から東のあたりで西大寺は奈良に行くと言わずに西大寺に行く・・である)。

そんなオノボリ気分で、県庁のデザイン推進課での用を済ませた後は奈良で昼食である。

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昼食は東向きの「飛天」で麻婆丼

僕が「ランチパスポート奈良(ぱーぷる)」を11月に買った。
500円でお値打ちのランチが楽しめるとの企画である。楽しみにめくってみたが桜井のお店が見当たらない。
結局奈良で毎日昼食を摂る、あっちゃんの、ものになってしまった。

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今日は奈良に行くから、パスポートを「取り戻して」・・飛天である。

汗かきました。おいしくいただきました。四川麻婆丼に生卵(黄身だけ)というのが新鮮。


食事の後は餅飯殿の「フジケイ堂」に。
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本、どうやって買いますか?
僕は、図書館で読んでから、必要なものはネットでさがす・・
初めての本を、中身が分らないままネットで買うのは怖いんです。

昔の儘の姿の古本屋、それがフジケイ堂だ。考古学、歴史学の本など探し甲斐がある。
いつもは天理のお店に行くのだが、奈良に来たときは寄ることにしている。

最期の御祭は・・・満々堂の酒まんじゅう。
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餅飯殿にわざわざ行きながら、のっぺ汁も御湯立(みゆたて)も、なしで帰えってしまう、とにかく、あれこれに忙殺されているのである。

今年の御祭はこれで終わり。街中を歩く大和士を」拝見しただけである。御祭は来年、真剣に追い回そう。
by koza5555 | 2015-12-15 23:45 | 奈良 | Comments(0)

「Nara観光観光コンシェルジュアワード」、ファイナルプレゼンへ

「Nara観光観光コンシェルジュアワード」の二次選考に挑み、その選考結果が通知されてきた。。

「1月11日、奈良県文化会館、国際ホールでのブレゼンに来なさい。時間は13時●●分から」とあり、二次試験通過、二次試験合格ということである。この一か月、僕も誰にも負けない準備と努力をしたと自負があり、率直に嬉しい。

最終選考は大ホールでのプレゼンである。
ところが、準備すべきもの、準備すべきことを読んでみると、二次選考の僕のプレゼンとは少し求められているものが違う、そうとうな修正が必要と読み取れる。言い換えれば「お前の二次選考のプレゼンではアカン」と書かれているわけである。
まあ、「きちんと解説しているか、演説ではいかんよ」 ・・・ みたいな。

これはうなる。二次選考によくも通ったなとも思えるような修正が必要となった。
僕の二次選考のプレゼンは、「突飛なパフォーマンスと笑顔だけで選ばれたのか」と、落ち込むほどである。

しかし、「よし、あれこれ修正してもう一本」、「そんなチャンスをもらった」と、結局はそんなふうに考えて、「あくまでも前向きに」である。

Nara観光コンシェルジュアワードのことは  9月のブログ   に書きました。


ぜひ、1月11日(月・祭)、奈良文化会館、国際ホール(近鉄奈良駅一番出口から3分)においでください。
申し込みが必要で、申し込み先は「奈良商工会議所 0742-26-6222とのことである。

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by koza5555 | 2015-12-12 17:08 | 奈良 | Comments(0)

第一回Nara観光コンシェルジュアワード

「Nara観光コンシュルジュ」を認定するための二次選考、これが12月6日(日)に行われた。

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Nara観光コンシェルジュアワード

10月が一次選考で、これは応募文書の審査、それにパスして、このたび、お呼び出しがあった。
二次試験はプレゼンテーションで
① プレゼンは10分、質疑応答が5分
② 資料を用意してバーチャルガイド
③ ガイド場所は県内ならばどこでもオッケイ

パワポでも良し、パネルでも良いのとのことだった。

僕は10分間、パワポを使って、お話をさせていただいた。
審査員は5名で、スピーキング力、プレゼンテーション力、ガイドスキル、おもてなし力など総合的に審査するという。

声が良く響く部屋がプレゼンの会場で、僕は元気に楽しくお話しをさせていただいた。
でも、審査員がどう考えたかはまた別のことで、合否の結果は一週間後に通知がある。
何を話したか・・・・・これはちょっと今の段階では書きにくい・・・

この審査を通過すると、第1回Nara観光コンシェルジュアワードで公開のプレゼンの権利が与えられる。
そこで合格して、観光コンシェルジュ、まだ先の先だ。
奈良県文化会館の国際ホール(近鉄奈良駅1番出口より徒歩5分)が会場で、収容800名の大きな会場である。

記念講演が楽しみである。
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奈良の「光」の観せ方 ~カリスマ添乗員がホンネで語る~(ナニワのカリスマ添乗員 平田新也)

1月11日(月・祝)12時50分~16時30分
入場は無料、ただし申し込みが必要で、 コンシュルジュアワード  ファックスで申し込む。
電話でも可と聞いた。申し込み先は「奈良商工会議所 0742-26-6222 9:00~17:00(平日のみ)」とのことである。

ぜひともおいでください。
三次選考に僕が進出できなかったときは・・・僕は・・・悔しい。
でも、ダメならダメで、反省も込めて、僕は話を聞きに参ります。ホンマに(笑)。
by koza5555 | 2015-12-07 11:35 | 奈良 | Comments(0)

画文帯神獣鏡と三角縁神獣鏡

12月5日(土)、三輪山セミナーを聞いてきた。
三輪山セミナー、12月は桜井市纒向学研究センターの主任研究員、橋本輝彦さんが、毎年「三輪山周辺の考古学」と題して講演される。

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今日は思う所もあり、久しぶりにお話を聞いてきた。
 
「銅鏡百枚…難升米、牛利に付す」(魏志倭人伝)のことである。
橋本さんは、「この鏡は三角縁神獣鏡?それとも画文帯神獣鏡?」がテーマで、「邪馬台国ヤマト説の方でも率直にみて半分・半分である」とされ、「僕は画文帯神獣鏡だと考えている」とされた。

「等彌神社に収蔵されていた画文帯神獣鏡は付近の金ヶ崎古墳出土のもの(今はなく茶臼山と並んだ状態の古墳、しかし小型の古墳)とわかった」。
「鏡は失われているが、拓本が残っている」、とのことである。

話はそこから入って、県内の画文帯神獣鏡、上牧町の九度古墳群の三号墳、ホケノ山古墳、黒塚古墳、天神山古墳の画文帯などがあげられた。

画文帯神獣鏡は中国では3世紀頃に盛んに作成されたこと、それに比して三角縁神獣鏡が魏の地域では出土していないこと、国内でも卑弥呼の時代から遅れて出土するなどが紹介された。

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これは黒塚古墳の画文帯新儒教

鏡の問題では今年のニュースとして、「三角縁神獣鏡が中国で発見された」と朝日新聞が報道(3月2日付)していることが紹介された。
王という研究者が「洛陽の骨董市で洛陽の白馬寺付近の農民から買った」との報道である。
「これが本当なら、三角縁神獣鏡は中国発・・色めき立ったが、この鏡の真偽は不明で、学者はもちろん、他のマスコミも追随していない」とのことである。

だけど・・・・
上田正昭先生は、この発見を「古代の日本と東アジアの心研究」(10月30日刊行)で評価されていました。
魏からもらった三角縁神獣鏡は、同笵鏡として大量にコピーが作られてヤマト朝廷が支配地に配った。これが小林行雄説であるが、「肝心の中国からみつかっていない・・・魏の洛陽で三角縁神獣鏡が発見されたということで、小林説が改めて注目を集めている」(同上28ページ)とされているけど。

さて、そこで
卑弥呼が「鬼道」として使った道鏡は・・魏から・・それはなんだったか。
画文帯か、三角縁か・・・
しかし、鏡問題はどう転んでも、邪馬台国ヤマトに圧倒的なアドバンテージがあるが・・・画文帯神獣鏡であれば、いよいよ決定的にヤマト有利であろう。

橋本輝彦さんは、「等彌の金ヶ崎とか上牧の九度古墳群三号墳とか地方豪族が画文帯神獣鏡を手に入れている。纒向政権から支給されたものと見たい。

発掘された鏡を見ると纒向王権(邪馬台国のことであるが)は国の連合、地域の支配と二段階構造になっていた可能性が感じられるとされた。

ところで、今日からブログのカテゴリーを増やした。
題して邪馬台国(やまとこく)である。
邪馬台国、しばらくガンガン書いていきますので、よろしくお願いします。

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黒塚古墳館
by koza5555 | 2015-12-05 23:27 | 邪馬台国(やまとこく) | Comments(0)

やまと吉永(高取)

高取の「やまと吉永」でランチしてきた。

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やまと吉永

高取の辺りで、食事場所を探していて、こちらに先日伺ってみた。
「ランチは予約制」ということで、あらためて予約して、いただくことが出来た。

石畳の街道沿い、風情ある街並みにしっくり溶け込む『やまと吉永』。ここは築170年の造り酒屋を上品なしつらえに改装した料理居酒屋。和洋折衷の創作料理がそろうなか、特におすすめは昼のお弁当2,100円。二段重の中にじゃこごはん、お造りまたはカルパッチョ、おかず7~8品などがぎっしり。デザートもついていて充実の内容だ。 (大和路アーカイブ奈良県観光情報から)

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落ち着いた店内

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これがランチ、2200円(消費税は内税)である。


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 「うちの自慢はレンコン餅のあんかけ」。これはおいしい。

とてもおいしいご飯が良かった。

メインは夜の居酒屋、お昼のランチは前日までの予約が必要。
定休日は月曜日。ランチは月曜日、火曜日がお休みとなっている。


この「やまと吉永」が新年に「あやの会」を開催する。
やまと吉永、「早春に祝う~すべての人に感謝をこめて」と、15周年のお祝いとのことで、桂きん枝の落語があり、日舞とかグアムのダンスが見られる。

1月24日(日)、午後12時30分~
高取町リベルテホール
入場料は無料とのことである
by koza5555 | 2015-12-02 22:57 | | Comments(0)