ブログトップ

奈良・桜井の歴史と社会

koza5555.exblog.jp

タグ:御湯の神事 ( 2 ) タグの人気記事

三輪の初えびす

毎日新聞の奈良版で今年から「ディスカバー!奈良」という連載が始まった。毎週、木曜日の朝刊である。奈良まほろばソムリエの会がこの連載を担当する。昨年から執筆者会議なども開きながら準備してきており、新年から順調な滑り出しとなった。
今日がその3回目、僕の番になったので、手始めに三輪の初えびすを紹介することにした。

a0237937_13141245.jpg
御湯の神事

文章は300字、これでは行事の紹介で終わりである。三輪の初えびす全体の紹介はムリだから、7日の「御湯の神事」を軸に取り上げた。背景とか、使われる釜とかはかってブログで紹介させていただいたことがあるが、今回はそれも割愛である。

三輪恵比須神社は、2月5日~7日「初えびす」を執り行います。万葉集でも歌われた古代の市場、海石榴市(つばいち)の伝統を引き継ぐ土地柄でもあり、大きなにぎわいとなります。
最終日の7日、午後2時から行われる御湯(みゆ)の神事が見逃せません。八つの大釜で湯を煮えたぎらせます。巫女はそれぞれの釜に米、塩、神酒を入れ笹の葉に浸して参列者に降りかけます。この飛び散る湯滴を受けると無病息災、商売繁盛につながるとされ、参列者は身を乗り出してこの湯滴を受けるのです。
三輪素麺の相場を占い、それを報告するという神事も行われます。三輪の町を練り歩く華やかな「鯛引き行列」も祭を盛り上げます。(奈良まほろばソムリエの会 理事・雑賀耕三郎)
メモ JR桜井線(万葉まほろば線)三輪駅から徒歩5分。 近鉄桜井駅下車(バス便あり)


a0237937_13151993.jpg
タイ引き行事の巨大タイ

a0237937_13162186.jpg
今年の行事のポスター。ぜひ、おいでください。

a0237937_13172343.jpg

by koza5555 | 2017-01-26 13:19 | 桜井・山の辺 | Comments(0)

三輪の初えびす

念願の三輪の初えびす、「御湯(みゆ)の神事」を拝見した。

a0237937_20123623.jpg
 三輪恵比須神社の初えびす、2月7日の御湯(みゆ)の神事である


今年のポスター
a0237937_20133344.jpg


三輪恵比須神社、祭神は八重事代主命(やえことぬしのみこと)他二柱で、大神神社末社の大行事社から勧請されたとされる。大行事社は現在の平等寺の境内の東北に祀られている。
万葉集にいわれる海石榴市は、チョイさておいて、もともとの三輪市は平等寺の門前市として始まった。室町末期の三輪曼荼羅によれば、平等寺の門前、大行事鳥居の左側に円備須(えびす)と書かれている。
この門前町が広がり、大きくなって西に向かい、八重事代主命も現在地に西遷したとみられる。(この項は桜井市史、三輪郷の発展参照)

この三輪恵比須神社が、現在は日本最初の市場、海石榴市(つばいち)の伝統を伝えるものとして注目を集めるのである。

三輪の初えびす。旧暦の正月6日におこなわれてきたが、現在は2月6日で、5日に宵えびす、「三輪素麺初市相場奉告祭」が行われる。かっては「穀類の旧正月の初市の平均値段」が掲示され、商取引の標準値とされたという。

6日は初えびす。

今日7日が後宴で「景気太鼓」などが演奏される。
その前が目当ての「御湯の神事」である。

a0237937_20162520.jpg
 拝殿前に釜が置かれている


煮立った八つの釜に塩、米、神酒をいれ、その御湯を神前に捧げる。御湯の神事である。
a0237937_20323573.jpg


この後は恵比須神社のブログを紹介する。

拝殿前に合計8つの釜が並べられます。
古くより、三輪惠比須神社には言葉を授け、人生の荒波を乗り越えるためのキッカケやインスピレーションを与える言霊の神様が鎮まるといわれ、ここでの託宣をうけて、初市での素麺の価格が決められた、といわれております。
時代をこえてひきつがれております古事由来の神事でございます。

また、巫女を神がかりの状態にさせ、託宣をうかがう神事として知られています。
時代をこえてひきつがれております古事由来の神事でございます。


これは昨年の初恵比須の紹介です。御湯の神事、迫力あります。
a0237937_20192831.jpg

by koza5555 | 2015-02-07 20:59 | 桜井・山の辺 | Comments(2)