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奈良・桜井の歴史と社会

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腹だけ痩せる技術

最近のあっちゃんは英語の本は買うが、日本語の本はほとんど買わない。
そんなふうに言うと少しかっこいいが、英語の本と言ってもPBだったり、英検の受験本だったりであるが・・・
そのあっちゃんが「腹だけ痩せる技術」(植森美緒・メディアファクトリー新書)をアマゾンで買った。

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一日の内に読み切って「腹をへこますだけでウエストが細くなる。ダイエットができる」と言い、疑心の僕に「信ずる者は救われる、読め。簡単だ」と激しく迫ってきた。

4年ほど前に「レコーディングダイエット」で頑張って、74㎏まで行った体重を、半年で61㎏まで落とした。
現在は相当戻って66~68㎏である。
このまま、リバウンドがすすむと痩せた時に買った服が使えなくなるから、すこし危機感が出てきており、読むことを拒否することはできない。

植森さんの本はいくつか納得はできる。
「食事制限、有酸素運動がダイエットに効果的というが、無理をしているためにリバウンドは避けられない」という指摘はなるほどである。
植森式ダイエットの中心ポイントは、「お腹をへこます運動」(ドローインという)だけで、形状記憶でお腹だけが細くなるという論理である。
カロリーのコントロールはその後のことで、本格的な肥満の人は食べないことで、身体がエネルギー保存の抵抗力を強めて、逆にダイエットの妨げになるとさえ言い切る。

論理は非常に明確であるが、植森式も継続させなければ意味がない。これがむずかしい。
ダイエットにはこれがカギという極端な処方箋は僕にはなかなか理解しがたい。
カロリーも運動も、やはりバランスよくではなかろうか。
そして、一番大切なことはいつもそのことを自覚していることが大事である。

それにしても、面白い本を読んだ。
エレベータに乗る時、信号待ちで立ち止まる時、退屈した時など、いつもドローインである。
一読の価値はある。


by koza5555 | 2012-08-09 00:06 | 読書
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