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奈良・桜井の歴史と社会

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阿部連合区の役員会

連合区の役員会が開かれた。

神社の森の伐採が一つの議題である。
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道に張り出した樫の木の大木。冬に切ることに

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神社への南口の階段。この階段の下に横穴古墳があるようである(桜井埋蔵文化財センターの談)。ちなみに本殿の下は谷首古墳で、いわば並び塚とのことである

連合区の会館にソーラーを付けようかという提案もあり、見積りをとることになる。


そして議題は出作(しゅっさく)協力金のことである。
「出作」、デジタル大辞典では「荘園内に居住する農民が、居住地以外の荘園・公領で田畑を耕作したこと」とある。

うちの村は、別段、荘園ではないが、村外に居住する方からは、(出作)協力金をいただいている。
払う側のメリットもある。
たとえば、「排水路などに不備がある」と要望が出されると、住民の方からの要望と同じような対応を村は行う。役所などに申し入れて修理などを実施させる。そんなことは個人でもできないわけではないが、煩わしい。

村の外にお住まいの方で、商店、工場、アパートなどを経営している方から集金するのである。
経営の面積によって決まる。業種などにより、若干の差がある。
僕は30軒近く、20万くらいを集金する。750円から5万円まで金額はさまざまである。

昨年は初めてということもあり、この集金は緊張した。
それぞれの感触は分かったが、そんなに軽やかではない。

交通や環境など地域と助け合って、事業も成り立っていることを理解していただきながら、丁寧に話し合って集金していく。
連合区のお金は、消防団、防災、神社、お寺(仏教のすべての宗派に対応できる)、お墓、連合区の会館、街路灯の整備や電気などさまざまに使われる。
by koza5555 | 2012-09-03 00:14 | 民生・児童委員・町内会
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