談山神社のもみじ祭りの行事計画、日程が発表されている。
もみじ祭りは10月14日(日)~12月9日までだが、そのうち11月22日(木)~12月1日(土) は20時(最終拝観受付18時)まで、ライトアップをおこなう。
談山神社、もみじ
昨年の日経新聞の土曜日のベストテンシリーズで、関西の紅葉ベストテンの二位(一位は嵐山)に選ばれた談山神社である。
十三重の塔を始め、主要な殿舎の桧皮ぶきの葺き替えも終わってきている。
明治の時代に談山神社を訪れた島村抱月(しまむらほうげつ)は「関西の日光というが、日光ほど華美でない、徳川の日光、藤原の談山神社の比較で妙があり、壮麗な殿舎が見事である」と書いた。
行事に合わせておいでください。
紅葉の見頃は例年、11月中旬~12月初旬である。
嘉吉祭は10月14日(日)10時に本殿で開催する。
奈良県無形民俗文化財の百味の御食(おんじき)を多武峰氏子中が献上する。
昨年は権殿で執り行われた。献餞の前に準備された百味の御食
けまり祭は11月3日(土・祝)午前11時からで、けまり奉納がある。
例大祭は11月17日(土)10時30分から。
今年は「平成の大修理本殿落慶大祭」として開催され、南都楽所のよる舞楽奉納が行わる。
「増賀上人 行業記絵巻」も公開される。
骨と皮ばかりの貧相な牛に乗った増賀、腰には刀のように鮭の干物を差している。
『徒然草』に隠遁者の理想像として増賀上人が描かれる。
歴史的行事に限って紹介したが、
談山神社HPに さらに詳しい。
秋の多武峰楽しみである。僕もこの秋、談山神社にて、「徳川の日光、藤原の談山神社」をじっくりかみしめるつもりである。