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奈良・桜井の歴史と社会

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グループホームを訪問

毎月、最終の土曜日は校区の民生・児童委員協議会の定例会議である。
今月はさしたる緊急の議題は無かった。桜井市の会長会議の報告を受け、当面の学習会や行事の参加分担を行う。他に掲示するポスターの依頼などを受けた。

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 「児童虐待は社会全体で解決すべき問題です。」である
会議後、全員で校区内にあるグループホーム、「Y」を訪問した。

グループホームの入所基準は「要支援2以上の被認定者であり、かつ認知症の状態であること」であろうか。
グループホームと特別養護老人ホームの差は、常に介護が必要かどうかあたりにある。グループホームは入居者が職員と家事などを共同で行うことが特徴で、体力的には元気のある方もいらっしゃる。

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スライドなどを見せていただき、入居者の一年の生活の説明を受けた。
体力があり、希望する方が近所の氏神様の掃除に毎月参加されるというお話も聞いた。地域活動にも積極的に参加されていることがうかがわれた。

同時に「介護保険は行事をしなさい、地域との関係を深めなさいと言い大切だとは思うが、認知症の高齢者はそういう非日常が受け入れられず、不安定になったりする」というジレンマも語られていた。

この施設は介護保険の対象であり、介護サービスは介護保険でほとんどカバーできるが、それとは別に部屋代(個室である)、食事代、光熱費などで月に15万円程度は必要である。

入居者と同じ食事をいただいた。
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冷しゃぶサラダ、ポテトサラダ、冬瓜のお澄まし、柿のモズク和え(酢の物)、ご飯である。
美味しかった。
by koza5555 | 2012-10-28 00:03 | 民生・児童委員・町内会
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