室生寺と言ったらシャクナゲ?
室生寺と言ったら土門拳。
土門拳と言ったら橋本屋旅館。
室生寺と言ったら五重塔。
室生寺と言ったら、奥ノ院の中村さん(最近とみに著名)。
もちろん国宝の釈迦如来立像(元薬師如来と言われる)を忘れてはいけない。
橋本屋旅館から見る太鼓橋。室生寺JTBの「まほろばソムリエと訪ねる~大和の美仏に出会う旅」のバスツアーをガイドする。
お寺の門前で語り、お堂の前で語る。効率的に時間を使うためにバスの道中で、町と村、お寺や仏の歴史などを語る。できるなら仏を見ながら長々と説明はしたくない。
みなさん、どうでしょうか。仏を前に「あの手がどうの、この衣文がどうした」としゃべり続けるガイドに辟易したことはありませんか。
仏の前に立ったら自然に手を合わせる、仏前に行くまでのうちに背景、造形説明などは済ませておきたい。ま――、そうはいっても、これはなかなか難しい。これは僕の夢ということである。
JTBのツアーの日程。日曜日に実施する。
4月28日と5月5日に注目してほしい。
赤字の所がソムリエツアーである。長谷寺の牡丹、室生寺のシャクナゲ、両方見て食事込みで2000円?どうでしょうか
さて、室生寺と言ったら土門拳。土門拳と言ったら橋本屋旅館である。
今回のツアーの昼食は、橋本屋旅館である。橋本屋旅館、室生寺門前に3棟ある。ツアーの進行上、どこで食事になるかは関心範囲である。不躾にも突然訪問して、奥本社長にお話しを聞いてきた。
本では分からない、見ただけでは分からない感動的なお話をタップリ聞いてきた。
724段の階段を上がり奥ノ院まで参詣してきた。最近、とみに著名な奥ノ院の中村さんにもお逢いすることができた。
室生寺ガイドの構想がバーンと広がった。
「ささやかに にぬりのたふの たちすます このまにあそぶ やまざとのこら」會津八一