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奈良・桜井の歴史と社会

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大神神社、春の大神祭(はるのおおみわさい)

8日(月)から10日(水)にかけて、春の大神祭が執り行われた。大神祭は8日の大直禰子(おおたたねこ)神社(若宮)のご例祭に始まり、拝殿で宵宮祭があり、9日には大神祭(例祭)、午後からは若宮神幸祭である。
9日のお渡りだけを拝見した。
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大神神社、拝殿から参道を経るお渡り

三輪のお渡りは、若宮の分霊の巡行である。神輿には分かり易く「若宮」と表示されている。
大神神社、春の大神祭(はるのおおみわさい)_a0237937_21524158.jpg


大神神社の若宮の渡御(とぎょ)、時代衣裳に身を包んだ崇敬講や氏子の長い列が続き、物々しく大規模なものである。氏子のみなさんの持つ旗にはすべて大神神社の神紋「三本杉」が記されている。

神社を出たお渡りは三輪恵比須神社を経て、大鳥居、三輪の町を経て2キロメートルの巡行を経て拝殿に戻る。
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10日には「若宮還御(わかみやかんぎょ)祭が行われ、「春の大神祭」がすべて終了したあとに、後宴能(ごえんのう)が催された。

このお渡りの知名度は地元では高いとは言い難い。僕は初めて拝見した。三輪の町をはじめ崇敬講、氏子ともどもこの祭りには、気合が入っている。歴史的な背景などはまた別の事として、桜井と三輪の祭りとして今後大いに発展させたいものである。

fb友達の松塚建設の松塚博司さんから、お祭りのご招待をいただいてはせ参じた。
松塚さんは宇陀崇敬会の役員として、お渡りの締めの旗を持った。
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by koza5555 | 2013-04-10 22:49 | 桜井・山の辺
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