万葉集のツアーの下見に行ってきた。
馬見丘陵公園のナガレヤマ古墳
コースは雲梯川俣神社、御厨子観音、常磐町春日神社、百済寺、馬見丘陵公園、伴堂杵築神社である。

奈良交通の募集チラシ
まほろばソムリエの会と奈良交通で作り上げる、「歌って巡ろう」の平野南部の巻である。
12月1日(日)と15日(日)、木枯らしが吹くころの話である。
昨日、26日(木)に、このコースの下見・勉強会を行った。
大津皇子、曽我川に三宅町。楽しみ、見どころが満載のツアーである。
今回は馬見丘陵公園などの古墳も回る。今回は古墳関係の解説はMさんが担当する。Mさんは奈良まほろばソムリエの会のなかでも古墳の知識が深く、その案内に定評がある。草を踏み分け、ライトを持って横穴古墳にどんどん入っていく女性探検家(?)ともいうべき方で、今回は、自身の経験も合わせて、古墳論を語ってくれる。これは僕も楽しみしているのである。
さて、万葉集であるが、「父母(ちちはな)に 知らせぬ子ゆゑ 三宅道(みやけじ)の 夏野の草を なづみ来るかも」(巻13―3296)である。この歌は長歌がセットになっていて、これは親が歌い、子が応えるという楽しい歌である。
ツアーでは、この歌を三宅町で歌う。
この三宅町の万葉歌の解説と朗詠を三宅町ボランティアガイドの皆さんにお願いした。
犬養孝揮毫の万葉歌碑前で三宅町ボランティアガイドの皆さんの解説を聞く。実はさらに楽しみがあり、ツアー当日は、三宅町ボランティアガイドの皆さんに「天平の舞」もおどっていただけることになった
そして、万葉歌碑から太子道を200メートルほど歩くと伴堂杵築神社である。
こちらの拝殿に掲げてある「おかげ踊り」の絵馬が拝見できる。奈良県指定民俗文化財に指定されており、神社の境内で多数の踊り子が輪になって踊っている絵で、村役とか踊り子の一人一人の所作などが詳細に書き込まれている。
今日の写真はレプリカ。ツアーにおいでになり本物を見てください
三宅町はボランティアガイドの片岡会長さんや杵築神社の宮北総代(元区長)さんに案内をしていただく。
犬養先生の万葉の旅によれば、奈良盆地南部は「万葉の故地がこの地域に数カ所しかないのも、ここがいわば穀倉であり、宮廷人らにとっては、通路に過ぎなかったのにも因るところがあろう」とのことであるが、橿原市の御厨子神社、三宅町のボランティアガイドの皆さんなどに助けられて、今までにないような素晴らしいツアーになりそうである。
奈良交通の工夫で、昼食も楽しみ、ぜひおいでください。