興福寺西室の発掘調査の現地説明会が開かれた。28日、一日だけであった。
再建工事中の中金堂と北円堂の間の、元の松林の中である。
北から発掘現地を見る。南円堂を背景に
興福寺西室は720年代に建立され、以後焼失を繰り返し、近世に廃絶しています。本調査では西室南半分の礎石、礎石据え付け穴などを検出し、創建当初の建物規模と、再建の際には創建建物の位置・規模を踏襲していることがわかりました。建物規模は南北約62メートル、東西12メートル、桁行10間×梁行4間に復元され、「興福寺流記(るき)」などを参照に桁行11間として従来の復元案とは異なる成果が得られました。(以上、興福寺・奈良文化財研究所の現地見学会資料)
現地説明会のパネル
西室は寺の中心建物の金堂と講堂をコの字形に取り囲む僧房の一つで、8回にわたり焼失、最後の焼失は享保2年(1717年)で、以後再建されることがなかったとのことである。
そんなこともあり、赤い色に変わった礎石なども示されており、今からでも猛火が想像できる資料も展示されていた。
土器、創建当時の瓦なども展示されている。これは創建当時の瓦や鬼瓦が
現地見学会、古が現代にあからさまに、そして突如現れたかのような、そんな感じしませか。
お聞きすると、「たくさん来ました」とのことであるが、閉門間際で800人だから、なんと言おうか・・・もったいない話である。
ちなみに奈文研 heijo@nabunken.go.jp に名前、住所、メールアドレスだけを登録すれば、奈文研の現地説明会の案内がその都度、送ってくるので利用すると便利である。
秋空に映える五重塔