今朝から明日まで十津川ツアーを案内する。
十津川村は紀伊半島の中央にあり、都会とは隔絶された山村である。
古くは、十津川は遠津川と言われた(平安時代)とのことである。
そんな十津川である。村に入るには乗用車か路線バスかである。
奈良交通が、大和八木から新宮まで走る路線バスを走らせている。
日本一のバス
全長166.9㎞、停留所の数は167、高速道路を使わない路線では、日本一の走行距離を誇る路線バス、それが八木新宮特急バスです。
道中には、日本一大きな村といわれる十津川村、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を駆け抜け、知る人ぞ知る温泉地もたくさんあります。 奈良交通HPより
とにかくバス停が167か所もあるのである。
十津川まで片道5時間弱はかかる。
心配になって問い合わせしてみると、トイレ休憩もきちんとあるようである。
五條バスターミナル、上野地(谷瀬の吊り橋)、十津川温泉である。
それでも、上野地では吊り橋の見学、十津川温泉では「乗車証明書」の発行を求めるなどで、10分や20分の休憩時間は直で、これもまた忙しそうである。
忙しいそうといっても、バスの走っている間は、きわめてのんびり。こんなバス旅行…魅力的ではありませんか。
普通なら相当な独演会ができるところだが、なにせ、乗り合いバスである。
ちょっとした袋入りのお菓子でも配りながら、バスツアーを交歓するような、そんなツアーの出足にしたいとおもって・・・こんなお菓子袋を用意したけれど。
日本一長い乗合バスツアー、その顛末は・・すいません。またのお楽しみである。
では、行ってまいります。