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奈良・桜井の歴史と社会

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桜井市の高家のかんじょう綱がけ

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今年の高家(たいえ)のかんじょう綱、拝見してきた。綱かけ場に向かう高家の綱。暴れている

一月の第二日曜日は桜井市の高家(たいえ)と針道(はりみち)のかんじょう縄、かんじょう綱である。
来週は強烈に忙しいが、高家は地元である。この綱は毎年の当屋宅で作る。下高家14軒で当屋を回しており、14年は通おうと決めていた。
今年は谷口さん宅で、ちなみに来年は「田舎料理 千恵」さん、、再来年は民生委員仲間の東出さん宅である。

もともとは正月11日に行われていたが、いまは第二日曜日に変わっている。
下高家と上高家の境目に張られる。この綱を「魔よけ」と言う方もいるが、高家の考えは、「勧請綱」で神仏を招き迎える行事である。

各戸(14戸)が12把づつ(閏年は13把)の藁束を持ち寄る。集合時間は正午と決まっている。
鹿路や針道は二人でなう綱であるが、高家は三人でなう綱である。
三人で次々に藁束を回してゆく。さながら人間、縄編み機である。

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高家の綱は太い

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高家の勧請綱。つくりあげた綱を巻き上げて、五穀豊穣、垣内(かいと)の安全を祈り、般若心経を唱和する。そして綱を一気にひっくり返して、当屋を頭から綱に沈める。そして綱を持って、綱かけ場に一気に駆け出す

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坂を下り、坂を登る綱

綱かけ場。今年の綱は長くできており、その処理で時間がかかった。立派にかかった高家の綱である。
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坂を下りてくるともう町は真っ暗である。▲の黒いところが耳成山だ。
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by koza5555 | 2014-01-12 21:56 | 桜井市と安倍 | Comments(2)
Commented by かぎろひ at 2014-01-19 08:56 x
おはようございます。

わぁ、懐かしい! あれからもう2年ですね。早っ。
貴重な行事にお誘いいただき、手応えと思い出がしっかり刻まれています。

やはり、経験しておりますと、記事を追う深さが全く違いますね!
と感じながら拝読しました。今さらながら、感謝しきりです。
Commented by koza5555 at 2014-01-20 09:24
かぎろひさん、おはようございます。あの日は楽しかったです。こんなお祭り、あちこち訪ねたいのですが、最近は忙しいです。フットワークの軽いかぎろひさんの行動力を見習わねば。。
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