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奈良・桜井の歴史と社会

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今井町と今井町の楽しみ方

9月に今井町(橿原市)を楽しむこととなった。
「今井町を隅々まで楽しむためには今井町町並み保存会の若林稔会長に声をかけるのが一番」というのが、衆目一致の声である。

午前が今井、お昼ごはんも今井でという案で、午後は小綱(しょうこう)町の入鹿神社で最後は札の辻という密度の濃いウォークを計画している。

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今西家、いわゆる八つ棟。城郭風外観である

19日、下見と打ち合わせで今井を訪れた。
まずは華甍(はないらか)(今井まちなみ交流センター)にて若林さんと合流、あらましの今井町をお聞きする。当日は二階にあがり、あいさつと説明を受ける段取りだ。

高木家、河合家を経て、旧米谷家に。

旧米谷家はお住まいはされていなくて、こちらは家の中まで見学できる。
蔵前座敷が拝見できて、当時の商取引がうかがえるところである。
井戸もある。なによりもカマドがあり・・・重要文化財で火気厳禁の建物であるが、このカマドが時々は現役として活躍と聞き…これがビックリだ。

座敷の形は復元と聞くが、当初の姿の保存にはなかなかの努力と工夫がなされていることを知る。
何度も訪れたことのある米谷家だが、若林さんの説明を聞くと、当時の家、形の善さ際立つ。

 
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旧米谷家 蔵前座敷前で解説を受ける


こんな形で、中橋家、称念寺、豊田家、今西家と順々に説明を受けた。

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豊田家前(木材業、西の木屋と呼ばれた旧牧村家)前で、今井の商人が福井藩の材木を扱ったことなどを紹介する若林さん

こうして歩いてみると、今井の魅力は奥深く、適切なガイドがあればその楽しさは倍増どころか3倍、5倍である。

また、街角の端々で、町なみ保存の苦労も聞いた。「みなさん、なかなかわかってくれない」と若林さんは語り、「奈良県の人にまずは理解してほしい」と言うのが、町並み保存会のみなさんの強烈な思いである。

食事はサプライズがある。食事の予算はそんなに大きくない。その範囲でメニューもあれこれ考えられており、これが楽しみだ。
最後に「今井町は人の住む町である。町の人々との触れ合いを楽しみ、節度を持って町を楽しむ」という気持ちも大切かな・・・である。

9月の今井町、小綱町の入鹿神社、札の辻、思い出の多い良いウォークが出来上がりそうである。
by koza5555 | 2014-06-19 23:48 | 橿原・明日香・御所・吉野 | Comments(0)
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