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奈良・桜井の歴史と社会

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NHK文化センター梅田教室「大和路を行く」

「大和路を行く」、12月は「山の辺の道」を歩くことにした。
その下見を13日に行った。講演、下見と連続しているが、元気に歩いてきた。
今回は「古墳ならまかせて」のMさんがサポート、そして地元のSさんにもお手伝いをお願いして、今日はこの3名で下見である。

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崇神天皇陵で、拝所や遠景の二上山をみた

「12月に山の辺の道」かという声も出ようが、こちらを選んだ理由は・・
① 黒塚古墳、崇神天皇陵、長岳寺にいつかは行きたいと考えた。
② 三輪山、崇神天皇陵からみる大和三山や二上山、これは冬の空でも楽しめる。
③ 柳本から行動するとして、昼食場所として天理トレイルセンターが使用できる。
などであった。

「10月は西大寺の大茶盛」、「11月が談山神社から明日香に下る」などで、連続して大型企画を組んだこともあり、今回は「軽く歩きたい」という設定でもあった。

柳本駅集合で、黒塚古墳・崇神天皇陵を経て長岳寺を拝観、天理のトレイルセンターで食事しようという計画である。

山の辺の道を歩いた後、巻向駅で解散する。

この途中に、神籬(ひもろぎ)を拝見したい。
ここは素通りという方が多い。見ても、看板を見て、「何もないのに」と立ち去る。この看板を背にして記念写真した人をなかなか見ることがないのである。

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巻向の神籬(ひもろぎ)

この一角の小字名である「ヒモロギ」は、神祭りの際、神が降臨する依代(よりしろ)であった神籬(ひもろぎ)に由来すると考えられる。
 「日本書紀」の崇神天皇六年条に、豊鍬入姫命(とよすきいりひめのみこ)をして天照大神(あまてらすおおみかみ)を「倭の笠縫邑に祭る。仍りて磯堅城(しかたき)の神籬たつ。」とあり、神籬が神祭里の古い形式だったことが分る。
この場所に神籬を設け、神霊を御迎えして、神祭が行われたのであろう。
一帯は邪馬台国と有力候補地である纒向遺跡に含まれ、倭笠縫邑と伝承される檜原神社にも近く、古代祭祀を考える上で注目される。

巻向小学校昭和16年卒業生同窓会が、この石碑を立てた。「文責 桜井市文化財審議会委員 白井伊佐牟」とある。

神籬(ひもろぎ)のことである。
三輪山をご神体の依代(よりしろ)として、鳥居(三ツ鳥居)だけという檜原神社がある。
さらには鳥居もなく、神が降臨する場所を常緑樹で囲い(これが依代)、祭りが終われば(神が帰れば)、それを取り壊し、焼却するという「神社」がいまもあるのである。

常住する神もいれば、おりおり降臨(影向)する神もいるのである。
ところで、巻向の神籬、古代はどんな形だったのだろうか。

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今も行われている長岳寺境内の依代。この形を見たことがあるが、焼却の跡を見たという方もいた


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珠城山古墳からみた大和三山

寒い頃になりそうだが、良いツアーにはなりそうである。


下見中に見知らぬ電話番号で僕の携帯に電話が入った。名古屋の方であったが、12月2日、「長谷寺のガイドを頼みたい」という電話だった。貸切バスいっぱいである。
「誰の紹介でしたか」と聞くと、「名刺を見て」とのことである。勇気のある依頼だなと思いながらも、「ブログも見てください」とお伝えしつつ、これを受けることとした。


そういえば、昨日の講演の会場でも、「一月に講演をお願いしたい」という依頼があり、これも受けることにした。「桜井全般でも良いが」とのお話であったが、依頼主は「桜井東ふれあいセンター」で長谷の団体である。テーマを「初瀬谷と長谷寺」と決めて、90分のパワーポイントを作ることにした。

僕自身が楽しみながらであるが、こんな形で奈良県や桜井市の活性にささやかでも力になれれば、幸せは限りなしである。
by koza5555 | 2014-11-13 22:28 | 桜井・山の辺 | Comments(5)
Commented by サルル at 2014-11-13 22:56 x
柳本駅から巻向駅まで何時間掛かりそう?私は三輪駅から大神神社、大兵主神社、長岳寺経由で柳本駅へのつもり、行けるかなって心配してはった
Commented by koza5555 at 2014-11-14 07:18
さるるちゃん、おはようございます。スタンダードコースです。大丈夫です。

Commented by サルル at 2014-11-14 09:51 x
ありがとうございます( ^ω^ )
Commented by サルル at 2014-12-12 15:42 x
神籬(ひもろぎ)に看板の写真撮った(笑)
Commented by koza5555 at 2014-12-19 17:54
さるるちゃん、こんばんは。コメントありがとう。次回は十津川ですよお
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