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奈良・桜井の歴史と社会

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夏越の大祓 村屋坐弥富都比賣神社

村屋坐弥富都比賣(むらやにますみふつひめ)神社を「ディスカバー!奈良」(毎日新聞奈良版)で紹介した。

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神社の主祭神は三穂津姫命(みほつひめのみこと・弥富都比賣)。「三穂津姫命は大国主命の后神として高天原(たかまがはら・天上の世界)から稲穂を持って降り、稲作を中津国(なかつこく・現実の世界)国に広めたとされる神である。

祭神で考えれば、大国主命を祀る大神神社とは夫婦の関係かと思われますし、また、天上の世界と現実の世界を稲作で結ぶ役割を果たした神だった。(神社の掲示から)

この神社の夏越の大祓式を拝観、拝見して大祓の要素をいくつか感じた。奈良盆地、数ある大祓式の中から、今回はこちらを紹介することにした。



心身清める夏越の大祓  村屋坐弥富都比賣神社

630日には「夏越の祓い」が各地の神社で行われます。猛暑を前にして、人々にたまった罪けがれを払い落とす神事です。

大和川に沿い、奈良盆地の中心に位置する田原本町の村屋坐弥富都比賣(むらやにますみふつひめ)神社の「夏越大祓式」を紹介します。

祭典は午後4時から始まります。参列者は茅の輪をくぐって結界が張られた神前に上がります。紙を切った人形(ひとがた)に息を吹きかけて厄災を移したり、カヤの葉や切り紙で罪けがれを払います。祭典が終わると茅の輪を外し、子供たちが人形、供え物と一緒に大和川岸に運び、川に流すのです。「大和川で刈ったカヤで茅の輪を作り、人のけがれをうつして、川に戻します。子供たちもそのお手伝いをいたします。神社の古来からの風習です」と守屋広尚宮司は語ります。(奈良まほろぼソムリエの会 理事 雑賀耕三郎)

 

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取り外された茅の輪は子供たちの手で大和川岸に

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最後は大和川に流される

村屋坐弥富都比賣神社には近鉄俵本駅下車、東へ徒歩40分。JR桜井線巻向駅下車、西へ徒歩30分。駐車場は大和川堤防沿い(神社の東南)などに整備されています。

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by koza5555 | 2018-06-21 05:28 | 橿原・明日香・御所・吉野 | Comments(0)
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