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奈良・桜井の歴史と社会

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歌集 大和まほろば

歌集を読んだ。

三輪山に友らと登り祈ることそれぞれなれど皆同じ年
この歌に息をのんだ。きっと同窓生との登拝だろう。


歌集 大和まほろば_a0237937_16462579.jpg


『歌集 大和まほろぼ』(京阪奈情報教育出版)という本を松森重博さんが書かれた。

松森さんは10年前に「毎日新聞やまと歌壇」に初入選。2013年には「新あららぎ」には入選された。その後投稿を続けられ、合計すると500首も採用されたとのことで、それをまとめられた。

松森さんは、奈良もちいどのセンター街理事長、ならまほろばソムリエの会の理事でもある。

この歌集を入手して、すべてを投げうって一気読みだった。

社寺のたたずまい、奈良の行事の姿、風景や人の暮らしを丹念に写生するかのような歌が続くが、奈良愛、さらに具体的にもちいどのへの愛がものすごい。


「奈良っておもしろいやん」と言う若者増えてたのもしもっとつながれ

ハルカスより亀の瀬越しに遥か霞める山は吉野か宇陀か  大阪あべのハルカス展望台より


奈良の地に生まれ育ちて住み継ぐは恵まれしこととつくづく思う


もちいどの商店街ともちいどの夢CUBEを見つづける歌も数多い。

町の名が「餅飯殿」ゆえ皆出て歌に合わせて餅を回しぬ PRビデオ

秋の連休人出多き商店街我も汗かき店番する


高校時代の恩師が師匠とのことで、

わが歌を評し下さる小谷先生「他人の歌読め」「字は丁寧に」


「短歌は報告ではいけない。もっと写生を。もっと具体的に」との恩師(小谷先生)の教えはいきていそう。


最後に、この歌・・・桜井の友は僕かも

桜井より若草山の火の見えしと友より望遠写真の届く  若草山焼き



松森さんは10年くらい前に友達になった。ちょこちょこお世話になったから、足を向けては寝れない関係である。松森さんと知り合いになってから、10年間、ぼっと僕は生きて来たけど、松森さんはこんな歌を詠み、本までだして。すごいわ・・・

奈良市の啓林堂で販売されている。1500円である。奈良がもっと好きになる・・買って・・読んで



by koza5555 | 2019-10-12 16:53 | 読書
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