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奈良・桜井の歴史と社会

koza5555.exblog.jp

2012年 10月 05日 ( 1 )

彼岸花はきれいだが・・・

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多武峰にあがる路で見た彼岸花

棚田の彼岸花、大和の皿池を囲む見事な彼岸花、畦道を彩る彼岸花、いずれも美しい。
彼岸花、今年は少し遅かったか。
実りの黄金色の田を縫って、彼岸花の赤い帯がどこまでも続く。

お彼岸のころになると、突如、群生する。
彼岸花は、開花後に葉が出て、翌春になると葉は枯れ、秋が近づくまで地表には何もない。
花期には葉がなく、葉があるときは花がない。
親子、会わずだ。
ここら辺りが嫌われてだろうか、庭にはあまり植えられない。

あぜや土手に意識的に植えられてきた。
有毒で誤食すると、吐き気や下痢、ひどい場合には中枢神経に麻痺がおこるとのことである。ネズミ、モグラ、虫などが彼岸花の球根の毒性を嫌って避けるからといわれてきた。

万葉集のいちしの花は、彼岸花といわれている。
道の辺の いちしの花の いちしろく 人皆知りぬ 我が恋妻は (巻11-2480)未詳

いちしの花が目立つように、私の恋しい妻のことをみんなに知られてしまった。
突然、花芽が延びて咲く、彼岸花の風情が見事に示されている。

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群生もいいが、こういう花もある
by koza5555 | 2012-10-05 00:01 | 奈良県 | Comments(0)