7日にして書初めである。
そして、今年初めてのジャム作り。
金柑が実ってきた。

20年も前におばあちゃんが大神さんの朔日参りで買ってきた金柑ジャムが今年も実った。前のヤフーブログでも書いたが、4年前に敷地の整理をしたときどうしても植え替えが必要になった金柑の樹である。
N造園に相談すると「金柑の樹を植え替える人はおりません」と言われたが、「おばあちゃんの樹だ」と事情を話して、植え替えをしてもらったいわくつきのものである。
植え替え当初は実らず、昨年から実りだしたが・・・今年は少し不作である。
しかもこの金柑の樹はヒヨドリを3家族くらい養っているらしくて、猛烈につつかれている。あっちゃんは「ネットなんかは張らずに食べさせてあげれば」と鷹揚なことを言っているが、春から夏はアゲハチョウ、実がなればヒヨドリと気がもめるものである。
さて、ジャム作りが趣味。
金柑のジャム、ブラックベリー、木イチゴ(山や野の)、キウイ、栗など何でも作る。
とにかく酸っぱくて、そのままでは食べにくい果実は何でもジャムに適している。砂糖を適量入れて、丹念に灰汁を取りながらゆっくり煮る。時間を掛ければ掛けるほどおいしくなる。
一方、甘い桃とか、熟した柿とかはうまくいかない。自分でも作ったことがある、買ってきたこともあるがいずれも美味しくない、甘いだけである。こういう果実は「そのまま食べる方が良い」である。
金柑、年末から少しづつ穫り入れてきて、一キログラムを超えた。
良く洗い、種をだしてせん切りにする。砂糖を加えてじっくり一晩置いておく。浸透圧で水が出尽くす。弱火で1時間10分くらい煮る。灰汁はよく取る。
粘りが出たところで、火を消してレモン汁(今日は食酢)を入れて出来上がりである。
熱湯消毒した瓶に、詰める。金柑の酸っぱさが生きたワルイドな味である。
ビンはジャム用に元売り業者から直接取り寄せ、手製のシールを貼る
一方、僕の書初めは7日の今日だった。
明日の練習日を前にして、今年初めの墨を摺った。
習字の先生からの年賀状は「初心忘れることなかれ」(汗)だった。
ちなみに昨年の年賀状は「習字以外(万葉故地などの見学の案内)のことで力になって下さい」(笑)だった。
習字を習い、ジャムを作った、ゆったりした月曜日である。